ぶつぞう入門(柴門ふみ:文春文庫) [本(作者:さ行)]
表題の、
【ぶつぞう入門 (柴門ふみ:文春文庫)】
を読みましたので、その感想などを記載しておきます。
特に確たる目的も無く購入したこの本。
まあ、職場で多少歴史通な人も居ますが、別に「仏像」を殊更にクローズアップして
読む必要は無いわけです。話を合わせる為という事もないのです。
書店で適当に物色していて、チョット目に留まったんですよね。
ですがこの本、ナカナカはまります。
文書がくだけていて読み易いですし、柴門さんの絵で仏像のまとめが載っていたり
もするんですが、なんといいますか、それがヘタウマ漫画のようでついつい笑ってし
まうんですよね。
しかも、その絵の下には
・歴史度
・技巧度
・芸術度
・サイモン度
という評価の指標が、原則☆五つを満点としてなされていたりするのです。
なんかもう、歴史シミュレーションゲームの武将のパラメーターか、JYOJYOのスタ
ンドパワーの解説みたいです。ぷふっ!
しかも、「サイモン度」って(笑
と、そんなオチャラけた本書なのですが、それでも不思議と読み終えて見ますと、
結構仏像の基本ワードを覚えてしまうようにも思います。
運慶だの十二神将だの・・・。
また、柴門さんの妄想ワールドの文書もなかなか面白く、
・昔の人は仏像を見てエロスや冒険心を満たしたに違いない!
系統の部分は、「はっ、ナ、なるほど~」と思ってしまったのです。
確かに昔は娯楽も無いですしねぇ~。
それにしても、仏像も奥の深いものですね。
何年に一度しか公開されない仏像とか、確かに貴重ですし、生きている内に見る
のも大変ですしねぇ~。
とか、共感したような事を書きつつ、私はやっぱり普通のフィギュアとかの方が好
きです。
歩み寄っても、戦国武将のフィギュア程度までですかね・・・。
あ!戦国武将のフィギュアといっても、名前だけ戦国武将で、見た目は美少女な
最近のヲタク文化のアイテムではないですよ(笑
話がそれましたが、「ぶつぞう入門」かなり面白く読めました。
敢えて難点を言うなら、2002年に出た本(以下のリンクは文庫版なので、2005
年刊)のようですが、当時の時事芸能ネタが時々現れます。時代が変わると、イ
マイチになるのかもしれませんね。
【ぶつぞう入門 (柴門ふみ:文春文庫)】
を読みましたので、その感想などを記載しておきます。
特に確たる目的も無く購入したこの本。
まあ、職場で多少歴史通な人も居ますが、別に「仏像」を殊更にクローズアップして
読む必要は無いわけです。話を合わせる為という事もないのです。
書店で適当に物色していて、チョット目に留まったんですよね。
ですがこの本、ナカナカはまります。
文書がくだけていて読み易いですし、柴門さんの絵で仏像のまとめが載っていたり
もするんですが、なんといいますか、それがヘタウマ漫画のようでついつい笑ってし
まうんですよね。
しかも、その絵の下には
・歴史度
・技巧度
・芸術度
・サイモン度
という評価の指標が、原則☆五つを満点としてなされていたりするのです。
なんかもう、歴史シミュレーションゲームの武将のパラメーターか、JYOJYOのスタ
ンドパワーの解説みたいです。ぷふっ!
しかも、「サイモン度」って(笑
と、そんなオチャラけた本書なのですが、それでも不思議と読み終えて見ますと、
結構仏像の基本ワードを覚えてしまうようにも思います。
運慶だの十二神将だの・・・。
また、柴門さんの妄想ワールドの文書もなかなか面白く、
・昔の人は仏像を見てエロスや冒険心を満たしたに違いない!
系統の部分は、「はっ、ナ、なるほど~」と思ってしまったのです。
確かに昔は娯楽も無いですしねぇ~。
それにしても、仏像も奥の深いものですね。
何年に一度しか公開されない仏像とか、確かに貴重ですし、生きている内に見る
のも大変ですしねぇ~。
とか、共感したような事を書きつつ、私はやっぱり普通のフィギュアとかの方が好
きです。
歩み寄っても、戦国武将のフィギュア程度までですかね・・・。
あ!戦国武将のフィギュアといっても、名前だけ戦国武将で、見た目は美少女な
最近のヲタク文化のアイテムではないですよ(笑
話がそれましたが、「ぶつぞう入門」かなり面白く読めました。
敢えて難点を言うなら、2002年に出た本(以下のリンクは文庫版なので、2005
年刊)のようですが、当時の時事芸能ネタが時々現れます。時代が変わると、イ
マイチになるのかもしれませんね。
あうあう。
仏像。。。これはまたディープな世界ですね。結構好きな世界です。
by Morimo (2009-02-15 22:23)
Morimo様、nice&コメント有難うございます。
撮影禁止の仏像も多そうなので、デジカメ趣味との両立が
できるかは微妙かもしれないですね。
本は面白いので、Morimo様も是非!
by kesagake (2009-02-16 00:04)
手に持つ造型にも意味が色々と含まれてますものねぇ…面白そうです。
信心とかは無いけど女神転生シリーズやってると
仲魔や敵キャラで色々覚えてしまいましたw
by 夏音 (2009-02-17 01:45)
夏音様、nice&コメントありがとうございます。
返答がかなり遅れすいません。
>女神転生シリーズやってると
>仲魔や敵キャラで色々覚えてしまいましたw
確かにゲームで出てくると色々覚えてしまいますからね。
私も三国志や信長、F1関係はゲーム経由でなじんだような
気がします。
by kesagake (2009-02-24 18:17)
復帰してたんですね。
お帰りなさい。
「サイモン度」っていったい・・・?
by ミスター・ピッチサイド (2009-02-28 18:09)
ミスター・ピッチサイド様、nice&コメント有難うございます。
>「サイモン度」っていったい・・・?
柴門ふみ さんのお好み度のことのようです。
運慶の系統がお好みのようですよ。
by kesagake (2009-03-01 20:13)
おかえりなさいです。
仏像といえば円空に限ると思う今日この頃ですが、
円空の荒削りな仏像はサイモン度が低そうな気がするんですが(^^;
by おどんとグリフス (2009-03-01 23:28)
おどんとグリフス様、nice&コメント有難うございます。
>円空の荒削りな仏像はサイモン度が低そうな気がする
>んですが(^^;
この本ですと、~13世紀位までの仏像の感想が多いようで、
円空については触れられていなかったかも(・・・多分)。
サイモン度が高いのは、
・運慶
・国中連公麻呂
・定慶
等のようですね。
by kesagake (2009-03-02 21:26)